「また値上がり…」ナフサショックで考える、本当に価値のある家づくりとは?
- 1 日前
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こんにちは。自然素材をつかった住宅を、宮大工がつくっているWood Life Designです。
円安や諸々の高騰により、昨今当たり前になってきた「値上げ」。食品、ガソリン、電気代——そして今、建築業界にも大きな影響が広がっています。
その背景のひとつがそう、毎日ニュースになっているナフサショックです。
「ナフサって何?」「家づくりと関係あるの?」そう思われる方も多いかもしれません。ですが実は、私たちの暮らしや家づくりに、とても深く関わっています。
ナフサショックとは?
ナフサとは、石油からつくられる原料のひとつで、プラスチック製品や接着剤、断熱材、ビニールクロスなど、多くの建築資材に使われています。つまり、ナフサ価格が上がると、住宅に使われるさまざまな材料も値上がりしていくのです。
実際に今、建築業界では、
建材価格の高騰
輸送コストの上昇
住宅設備の値上げ
といった影響が広がっています。「去年より数百万円上がった」というケースも珍しくありません。
今、自然素材の家が見直されています
こうした状況の中で、今改めて注目されているのが、天然木や漆喰などの“自然素材”です。
これまで住宅業界では、大量生産しやすい新建材や石油由来の素材が数多く使われてきました。ですが、ナフサショックによって価格が不安定になる中、「本当に必要な素材とは何か?」を見直す流れが生まれています。その中で、天然木の価値が改めて評価されているのです。
天然木は“呼吸する素材”
無垢の木は、ただ見た目が美しいだけではありません。
湿気を吸ったり吐いたりする調湿性
夏はさらっと、冬はほんのり暖かい肌ざわり
木の香りによるリラックス効果
経年変化によって深まる味わい
こうした“自然ならではの力”があります。
特に日本のように、高温多湿で四季がある環境では、木はとても理にかなった素材です。
エアコンだけに頼るのではなく、素材そのものが快適な空気をつくってくれる。
それが、自然素材の家の大きな魅力です。
石油由来の素材に依存する時代だからこそ
近年の住宅は、ビニールクロスや合板フローリングなど、石油由来の建材が当たり前になりました。もちろん、それらにはコストや施工性のメリットがあります。
ですが一方で、年月とともに劣化しやすかったり、張り替え・交換が必要になったりするケースも少なくありません。その点、無垢材や漆喰は“古くなる”のではなく“味わいが増していく”素材です。10年後、20年後、むしろ美しく育ってい——それは、自然素材ならではの価値です。
だからこそ“安さだけ”で選ぶ時代ではない
建築費が上がると、どうしても「少しでも安く」と考えたくなります。
でも、ここで大切なのは“何を削って、何を残すか”です。
たとえば——
断熱性能を下げる
素材の質を落とす
見えない構造部分を簡略化する
こうした選択は、将来の光熱費やメンテナンス費用、そして暮らしの快適性に大きく影響してきます。
家は、建てたあと何十年も暮らす場所。目先の価格だけではなく、「長く心地よく暮らせるか」を考えることが、これからますます大切になります。
宮大工の技は、「長く住める家」をつくる
もうひとつ、私たちが大切にしているのが、宮大工の技術。
昔の神社仏閣が何十年、何百年と残っているように、本当に良い木造建築は、長く受け継ぐことができます。
木のクセを読み、一本一本を丁寧に組み上げる。
効率だけではない“人の手”による家づくり。
それは、大量生産の時代だからこそ、ますます価値を持つと私たちは考えています。
「これからの家づくり」で大切なこと
ナフサショックによって、これからも建築価格は変動していくかもしれません。
だからこそ今、必要なのは、「とにかく安く建てる」ではなく、“長く愛せる家を建てる”という視点。
夏も冬も快適で
光熱費を抑えられ
家族が健康に暮らせて
時間とともに味わいが増していく
そんな家は、10年後、20年後に「建ててよかった」と思える住まいになります。
家づくりは“価格”だけでは測れない
住宅価格が上がっている今だからこそ、私たちは改めて考えたいと思っています。
「この家で、どんな時間を過ごしたいか」
木の香りに包まれながら、家族と食卓を囲む時間。
四季を感じながら、穏やかに暮らしていく毎日。
家づくりとは、単に“モノを買う”ことではなく、未来の暮らしをつくることなのだと思います。
家づくりでもしお悩みであれば、Wood Life Designにお気軽にご相談ください。



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