【家づくりあるある】木の家トラブル2選
- lucy7child
- 5 日前
- 読了時間: 3分

こんにちは。自然素材をつかった住宅を、宮大工がつくっているWood Life Designです。
木の家づくりは、こだわりが強くなるほど、理想に近づける楽しさがある一方で、業者との認識のズレや職人の技術不足など、思わぬトラブルも起こりがちです。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、よくある2つのトラブルと、その防ぎ方を知っておきましょう。これを読めば、木の家づくりがもっと安心で、楽しいものになります。
1. 言ったことが伝わっていない
木の家に限らず、「言った・言わない」のトラブルはとても多いです。特に木の家の場合、施主のこだわりが強く出やすく、業者側もそれを尊重したいと思っています。そのため、依頼があいまいだと、業者に意図が伝わらず「こんなはずじゃなかった」という結果になりやすいのです。
対策
まずは、あなたが思い描く理想の家のイメージに近い写真を、ネットやSNS、雑誌などからできるだけ集めましょう。それを業者に見せながら説明することで、共通のイメージを持ちやすくなります。
さらに、業者に完成イメージのイラストを描いてもらったり、使う材料のサンプルを見せてもらったりしながら、細かい部分まで確認するのも有効です。
また、契約前の段階で業者の対応をよく観察することも大切です。例えば、打ち合わせで「次回までに資料を用意します」「データを送ります」といった小さな約束がきちんと守られているかをチェックしてください。
そうした約束が守れない業者は、工事が始まってからもミスをする可能性が高いので注意が必要です。
2. 大工の技術力不足
2つ目のトラブルは、特に木の家でありがちな「技術不足」です。木は生き物なので、正しい知識と経験を持つ職人でなければ、美しい仕上がりや耐久性の高い家をつくるのは難しいのです。
昔の大工は総じて木の性質に詳しく、扱いにも長けていましたが、現代では知識や経験の浅い大工も増えています。
対策
もっとも重要なのは、腕の良い大工に依頼することです。目安としては、「自分で墨付け・刻みができる」「和室の造作ができる」「階段の加工ができる」といった技術があるかどうかがポイントですが、素人には判断しづらいでしょう。
そこでおすすめなのは、こちらでお伝えした、大工や業者の基本的な姿勢を観察することです。
例えば、
想像を超えた提案をしてくれる
連絡が早く、親身に対応してくれる
スタッフの意識が高い
現場がきれいに片付いている
こうした点が見えてくれば、技術的にも信頼できる可能性が高いです。特に現場が整頓されているかどうかは重要なチェックポイント。
整理整頓ができない人は仕事の質も低いことが多いので、ぜひ工事現場を見せてもらい、確認してみてください。
おわりに
木の家は、こだわりが形になった時の喜びも大きいですが、そのぶんトラブルも起こりやすいものです。理想の家づくりのために、今回ご紹介したポイントを意識して、信頼できる業者とじっくり進めていきましょう。
家づくりでもしお悩みであれば、Wood Life Designにお気軽にご相談ください。
Comments