家がおしゃれになる!プロが教えるシンボルツリーの選び方
- 13 時間前
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こんにちは。自然素材をつかった住宅を、宮大工がつくっているWood Life Designです。
家づくりというと、間取りやキッチン、外壁、床材などに目が向きがちです。
でも、家が完成してから、
「なんだか外観が少し物足りない……」
と感じることがあります。
そんなとき、家の印象を大きく変えてくれるのが植栽です。
玄関のそばに一本の木を植えるだけで、無機質だった外観に自然のやわらかさが生まれます。
リビングの窓から緑が見えれば、室内にいても季節を感じられます。
そして、その家の顔になる一本の木が、シンボルツリーです。
ただし、「人気の木を植えればおしゃれになる」というわけではありません。
樹木は成長します。
日当たりも必要です。
落ち葉も出ます。
家とのバランスもあります。
だからこそ、シンボルツリーは「好きな木を選ぶ」だけではなく、「その家でどう暮らしたいか」から考えることが大切です。
今回は、家づくりのプロの視点から、後悔しないシンボルツリーと植栽計画の考え方をご紹介します。
シンボルツリーは「庭の飾り」ではありません
シンボルツリーというと、庭をおしゃれに見せるためのものだと思われがちです。
もちろん、それも大切な役割です。
しかし、植栽にはそれ以外にも、
外からの視線をやわらげる
玄関へのアプローチを演出する
夏の日差しをやわらげる
窓から見える景色をつくる
建物に立体感を与える
季節の変化を感じさせる
といった役割があります。
つまり植栽は、「家の外につくるインテリア」とも言えます。
だからこそ、建物が完成してから「余ったスペースに木を植える」のではなく、家づくりの段階から考えておくことが重要です。
シンボルツリー選びで大切な5つのポイント
① 家のデザインとの相性
最初に考えたいのが、家とのバランスです。
例えば、無垢材や漆喰を使ったナチュラルな家なら、自然な樹形の木がよく似合います。
一方で、直線的でシンプルな外観なら、すっきりとした樹形の樹木を選ぶことで、建物のデザインを引き立てられます。
大切なのは、「その木がおしゃれか」ではなく、「その家に似合うか」。
単体で見て素敵な木でも、建物との相性によって印象は変わります。
外観と植栽をセットで考えることで、家全体の完成度が高まります。
② 「今」ではなく10年後を見る
植栽計画でありがちな失敗が、植えたばかりの状態だけを見て決めてしまうこと。
小さな苗木なら、玄関の横に植えても余裕があります。
ところが数年後には、
「こんなに大きくなるとは思わなかった……」
ということもあります。
樹木を選ぶときは、
最終的な樹高
横への広がり
成長速度
剪定の必要性
根の張り方
などを確認しましょう。
植えた直後の姿ではなく、
「10年後、この木はどんな姿になっているだろう?」
と考えることが大切です。
③ 手入れのしやすさを考える
どんなに美しい木でも、手入れが大変すぎると負担になってしまいます。
特に確認しておきたいのが、剪定・落ち葉・水やり・害虫対策です。
「庭の手入れが好き」という方なら、季節ごとに庭を整えることも楽しみになります。
一方で、
「できるだけ手入れを少なくしたい」
というご家庭もあります。どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、自分たちの暮らし方に合った樹木を選ぶこと。
家づくりでは、見た目だけでなく「暮らしやすさ」まで考えることが大切です。
④ 常緑樹と落葉樹を使い分ける
樹木には、大きく分けて常緑樹と落葉樹があります。
■常緑樹
一年を通して葉が残りやすく、視線を遮りたい場所にも向いています。
道路や隣家からの視線が気になる場合など、目隠しとして活用することもできます。
■落葉樹
季節によって表情が変わるのが魅力です。
春の新緑。
夏の木陰。
秋の紅葉。
冬の落葉した枝。
四季の移ろいを感じられるのは、落葉樹ならではの魅力です。
「一年中緑が欲しい」のか、「季節の変化を楽しみたい」のか。
家族の暮らし方に合わせて選んでみましょう。
⑤ 「どこに植えるか」が実は一番重要
シンボルツリーは、樹種だけでなく植える場所が重要です。
例えば、
・玄関の近く
家族や来客を迎える、家の「顔」として。
・リビングの窓の前
室内から眺める景色として。
・道路側
外からの視線をやわらげる目隠しとして。
・ウッドデッキの近く
木陰をつくり、屋外で過ごす時間を快適にするために。
このように、同じ木でも植える場所によって役割が変わります。
だからこそ、「木を選んでから場所を決める」のではなく、「場所と目的から木を選ぶ」。
これが植栽計画の基本です。
人気のシンボルツリーを選べば正解?
シンボルツリーとして人気のある樹木には、例えば、
アオダモ
ヤマボウシ
オリーブ
ソヨゴ
シマトネリコ
などがあります。
どれも魅力的な樹木ですが、人気だけを理由に選ぶのはおすすめしません。
地域の気候や日当たり、土壌、家のデザイン、将来的な大きさなどによって、向き不向きがあります。
「Instagramで見て素敵だったから」ではなく、「この場所で、この家と一緒に育てていけるか」まで考えて選びましょう。
植えすぎないことも、おしゃれな外構のポイント
植栽計画というと、
「庭が寂しいから、たくさん植えよう」
と考えてしまうことがあります。
でも、実は余白もデザインの一部です。
シンボルツリーを一本。
その周囲に低木や下草を少し。
そして、あえて何も植えない場所を残す。
それだけでも、十分に美しい外構になります。
植栽が多すぎると、建物が隠れてしまったり、手入れの負担が増えたりすることもあります。
「何を植えるか」だけでなく、「何を植えないか」。
これも、おしゃれな植栽計画には欠かせません。
「家の中から見える景色」を考えてみる
Wood Life Designが植栽計画で大切にしたいのが、室内から見える景色です。
家は、外から眺めるだけではありません。
リビングでくつろいでいるとき。
ダイニングで食事をしているとき。
朝、カーテンを開けたとき。
そこから見える景色に緑があるだけで、暮らしの印象は大きく変わります。
例えば、リビングの窓の先に一本の木を配置する。
すると、その木が家の中の「風景」になります。
春には新芽。
夏には濃い緑。
秋には色づき。
冬には枝越しに光が差し込む。
庭を「見るもの」ではなく、「暮らしの一部」として考える。
これが植栽計画の面白さです。
自然素材の家には、自然の緑がよく似合う
無垢材や漆喰などの自然素材を使った家と、植栽はとても相性が良いものです。
木の質感。
漆喰の柔らかな表情。
自然光。
そして庭の緑。
それぞれが調和することで、建物だけではつくれない心地よさが生まれます。
私たちWood Life Designでは、「家」と「庭」を別々のものとして考えないことを大切にしています。
建物の外観だけでなく、玄関までのアプローチや庭、窓から見える景色まで含めて、その家の暮らしを考えます。
植栽は「時間とともに完成する」
家は、完成した瞬間がすべてではありません。
無垢材が年月とともに色や艶を変えていくように、庭の木々も少しずつ成長していきます。
植えたばかりの小さな木が、5年後には家の景色の一部になり、10年後には家族の思い出とともに大きくなっている。
子どもが小さい頃に植えた木を、子どもの成長と一緒に眺める。
そんな時間も、家づくりの大切な価値ではないでしょうか。
「完成したときに一番きれい」ではなく、「暮らしながら育っていく」。
そんな住まいも素敵だと思います。
まとめ|おしゃれな家は「建物+外構」で完成する
シンボルツリーは、単なる庭のアクセントではありません。
家の外観を引き立て、
家族の暮らしに緑を取り入れ、
季節の変化を感じさせ、
ときには視線や日差しをやわらげてくれる存在です。
だからこそ、
家のデザインとの相性
10年後の大きさ
手入れのしやすさ
常緑樹・落葉樹の特徴
植える場所と目的
室内から見える景色
植栽全体のバランス
まで考えて選ぶことが大切です。
そして何より、「この家で、どんな景色を見ながら暮らしたいか」を考えてみてください。
一本の木があるだけで、何気ない毎日が少し豊かになる。
そんな植栽計画を、私たちは大切にしています。
家づくりでもしお悩みであれば、Wood Life Designにお気軽にご相談ください。



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